すぐ役立つ実用書3選

処方

小さな習慣(スティーヴン・ガイズ)

職場の問題地図(沢渡あまね)

お金の大学(両@リベ大学長)

効能・注意

・簡単に始められます。

・職場の改善に役立ちます。

・身近なことから変えられます。

 投稿も100回を超え、過去の投稿が埋もれています。これまで紹介した中で、テーマごとに選んだ作品を紹介する3選シリーズ。今回は実用書編です。

小さな習慣

 逃れられない3日坊主の呪縛。何とかしたいと手にしたのがこの本でした。

 小さすぎてバカバカしいと思う行動が大きな結果を生み出す。小さな習慣とは、毎日これだけは必ずやると決めて実行する、本当にちょっとしたポジティブな行動。小さすぎて失敗すらできないので、気軽に取り組むことができる。新しい習慣はどのように作られるのか脳の働きについての説明から、小さな習慣をどう利用するか実践的な方法まで紹介しています。

 本で実践しているのは腕立て伏せ1回チャレンジ。それなら誰でもできるけど、全然筋トレ効果もないのではと思ってしまいますが、習慣の力はすさまじく、どんどんステップアップしていきます。

 この本をきっかけに僕も新たな習慣を手に入れました。朝のウォーキング&ランニング、スクワット運動です。ランニングはこれまで1カ月以上続いたことはなかったですが、まず毎日という設定をなくし、1週間で3日やればOK。距離も慣れてきたら徐々に伸ばす。このくらいの工夫で、すっかり定着しました。スクワットも最初は10回くらいだったのが、10回3セットにプラスふくらはぎの運動なども加え、これも習慣化しています。

小さな習慣 (kumanokokorono-hon.com)

職場の問題地図

 うちの会社はなぜ、いつまでたってもよくならないんだろう。やたらと時間は奪われ、モチベーションは下がる一方。コミュニケーションもまったく取れていない。打開策を求めて手にしたのがこの1冊。 

 「来月から残業はダメだからね。仕事の量は減らさないけど」「え?どうすればいいですか?」「なんとかして、よろしく」…。職場にありがちな問題は、なぜ起こる?原因を図解で示しつつ、解決策を探る実用書です。

 

  • 定時で帰っているのは一部の部署だけ。
  • もっと仕事したいのに帰らされてモチベーションダウン
  • 終わらない仕事が日に日にたまっていく。
  • 仕事の品質が低下し、クレームの嵐。
  • 他人にかまう余裕がなく、会話がなくなった。
  • お金にならない残業だらけ。

 本では嫌なあるあるがいっぱい。これって、うちの会社のことだと思う項目あればきっと、参考になります。

 すぐ役立つ実用書と銘打ちましたが、仕事の改善は道半ば。必要なのは組織の改善。報告や連絡のやり方、会議の進め方などのプロセスを見直す必要性があります。急激な変革は反発を呼びますが、徐々に変えていければと思います。

今の会社は限界だと思っている方へ|職場の問題地図 | 本の処方箋 熊野堂 (kumanokokorono-hon.com)

お金の大学

 私たちはお金のことを勉強しないまま大人になります。何となく保険に入って、何となく貯金して、何となく消費して。税金のこともよく分からない。投資なんて怖くてできない。そんな状況を改善したくて手に取りました。書店では平積みされていて、かなり売れているようです。

  「両で~す」のあいさつから始まる日本一分かりやすいお金の教養チャンネルとも呼ばれる「リベ大」。誰も教えてくれなかったけれど、やればきっと人生が変わる「お金の勉強」の超実践型ガイドブックです。一生お金に困らない五つの力、貯める、稼ぐ、増やす、守る、使うの項目ごとに解説。月10万円の節約の仕方、初心者にお薦めの投資方法などが学べます。

 僕もこの本をきっかけに、携帯を格安に変え、保険を見直し、投資も始めました。ここ最近では一番影響を受けた本かもしれません。後輩に紹介したところ「図書館で借りようとした130人待ちでした」とのこと。いや、それならもうすぐ買おうよ(笑)

お金の知識がない方へ|お金の大学 | 本の処方箋 熊野堂 (kumanokokorono-hon.com)

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