お金の知識がない方へ｜お金の大学

こんな内容

　日本一分かりやすいお金の教養チャンネルとも呼ばれる「リベ大」。誰も教えてくれなかったけれど、やればきっと人生が変わる「お金の勉強」の超実践型ガイドブック。一生お金に困らない五つの力、貯める、稼ぐ、増やす、守る、使うの項目ごとに解説。月１０万円の節約の仕方、初心者にお薦めの投資方法などが学べる。

支出を減らす

　この本を読んで、早速取り組んだのが支出を減らす方法。それも固定費の見直しです。携帯電話は大手キャリアから、格安スマホに乗り換えました。当時は携帯に月７千円近く払っていましたが、今は１７００円ほど。仮に５千円安くなったとしたら、年間で６万円の節約です。これって大きくないですか？

　さらにメスを入れたのは保険。確率は低いけれど、実際に起こると大損失になるという場合には保険が有効です。でも確率が低くて、損失も小さいものなら貯金で対応できます。というか、そもそも高確率で発生するものは保険商品が成り立ちません。必要な保険は①生命保険（これも自分が亡くなった場合に生活に困る家族がいる場合のみ）②火災保険、③自動車保険となりました。それ以外は解約。

収入を増やす

　これはまだ実践できていません。ただ、そこでブログを勧めていたのが、本の処方箋を始めたきっかけです。手っ取り早いのは転職で、これは本を読む以前からすでに2回経験しています。小さな副業を始めてみたいのですが、本業だけでもかなりハードなので、まず本業の働き方を見直す必要があるようです。

　この本で挙げているお勧めの副業は①せどり、②プログラミング、③ウェブデザイン、④動画編集、⑤ハンドメイド、⑥アフィリエイトブログ、⑦ユーチューブ、⑧デジタルコンテンツ販売です。①せどりは、安く仕入れて高く売ることで、メルカリやヤフオクなどで実践している人もいると思います。僕は収入を増やせればもちろんいいけど、ネットやSNSの仕組みを学びたくてブログに挑戦しました。まだ分からないことだらけですが。

資産を増やす

　株式投資は金持ちしかしないし、博打のようで危険だ。全く縁のないものだと思っていたけれど、この本を読んで考えが変わりました。株式投資をしているのは金持ち。これは半分くらい当たっています。というか、金持ちはほぼ株式投資をしているはずです。資本主義経済の中で、それが資産を増やすのに合理的だからです。

　投資といってもデイトレードのように、株の値動きを注視し、売り買いするわけではありません。それは博打の世界に近い。勧めているのはインデックス投資と高配当株です。ざっくりいうとインデックス投資はある指標と同じ値動きを目指す投資信託。さまざまな株の詰め合わせで、それほど予算がなくても複数の株に分散投資できます。アマゾンとかテスラの超有名な大企業の株が含まれている商品があります。

　高配当株は年に２～4回程度ある配当金を目当てにした投資です。どちらも長期保有して、利益を得るのを待つスタイル。最初の一歩さえ踏み出せれば、増やすチャンスが広がります。もちろん、元本割れの可能性もあるので、注意は必要です。特に怪しい情報には乗せられないように。最近は芸能界でもいろいろありましたしね。

　積立NISAなどを活用すればお得に株式投資できます。僕も少額ですがすでに始めています。値の変動はありますが、一喜一憂せず、２０年後に儲かっていればいいの精神で頑張ってみます。